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01 / PLACE
山から、まちへ。
石川県白山市、鶴来。
白山の麓に位置し、山から流れる水と、
森の気配が暮らしのすぐそばにあるまちです。
木々に囲まれた道を抜け、まちを歩く。
山の空気と、人の営みがゆるやかにつながっていく。
鶴来で感じたのは、
何かひとつの名所ではなく、
森からまちへと連続していく、その土地の空気でした。

02 / MEMORY
静けさの中にある、力。
木々のあいだを通り抜ける、澄んだ空気。
歩いていると、
樹木の青さや土の湿り気、
木の建物や人の暮らしの気配が重なっていきます。
静かでありながら、弱くない。
長い時間をかけて育った木々のような、
芯のある力強さ。
その感覚を、
鶴来という場所の記憶として香りに残したいと考えました。

03 / MATERIALS
森で育ったものを、香りへ。
SUGI / KUROMOJI
香りの中心に据えたのは、
白山麓で育ったスギとクロモジ。
林業の過 程で生まれる枝葉など、
地域にありながら、十分に活用されてこなかったものにも目を向けました。
土地の植物を採り、香りを取り出し、
その土地を知る人たちとともに香りを考える。
地域資源を「素材」として使うだけではなく、
森とまちの関係そのものを香りへとつないでいきます。
04/ SCENT
ツルガクル
はじめに感じる、
森を歩くときのような清らかな空気。
そこから少しずつ、
スギやクロモジの木々の温もりが立ち上がり、
最後には土を思わせる静かな余韻へ。
香りのテーマは、
「深まる余韻、記憶に刻む温もり」
鶴来で感じた静けさと、
その奥にある確かな力強さを、
時間とともに変化する香りとして表現しました。
土地で採れたものと、
そこで感じた空気や記憶を重ねる。
「ツルガクル」は、
鶴来という場所と人を、香りからつなぐ試みです。
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